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小物のカシメが得意です
カシメ加工でお困りの事がございましたら、ご相談ください。
カシメ加工とは
素材を変形させて他物と固定する加工をカシメ加工と呼びます。
カシメ加工は、塑性変形する材料を使用して相手部品と接合させる加工方法で機械的接合の一種です。
実際には金属板に立つピンの固定、金属板同士の固定等で行われる加工になります。
ひと昔前は、ビデオデッキ、ウォークマン、ラジカセ、CDプレイヤー、ゲーム機の内部の基盤に、多くのピンが立っておりカシメ加工の仕事はたくさんありました。
その仕事はプレス屋さんが行っていました。
現在、電子化が進み、上記の商品は無くなったり海外で生産したりで国内でのカシメ加工の仕事は減ってしまいましたが、建築金物や家電、医療機器においてカシメ加工を必要とする部品がまだあります。
そんなカシメ加工の仕事をサンテクスはしています。
カシメ加工の対応素材
ステンレス、アルミ、銅、鉄など
カシメのメリット・デメリット
カシメ加工と他の接合方法(溶接、ネジ、接着剤など)との比較
- ・接合部がきれいに出来る
- ・接着剤等を使用しないため、コストを抑えられる
- ・溶接よりも速く加工出来、生産性が高い
- ・金属&プラスチック、異種金属の接合が可能
- ・振動しても緩まない
- ・加工時に加熱する必要がない為、熱を嫌う場所にも使用できる
カシメ加工の種類としては、主に以下の方法が挙げられます
リベットカシメ
リベットカシメは、プレートの穴にリベットを通し、突き出ている軸部分を形状の入ったポンチで押し潰し結合するかしめ加工になります。
ブラインドリベットカシメ
ブラインドリベットカシメは、穴の開いたプレートの上面からブラインドリベットをセットし、出ているピンを引張る事により、反対側の軸部端面が膨らみ、かしめ加工を完了するもので、引張るピンは破断して抜けます。プレートの反対側に手が届かない場所に使用されるリベットカシメになります。
スポットカシメ
スポットカシメは、重ねた2枚のプレートにポンチで穴を貫くように押込み、2枚のプレートを変形させて接合するかしめ方法です。
スピンカシメ ハイスピンカシメ
スピンカシメは、軸を斜めに傾けたポンチを回転させ、突き出ているピンの端面に荷重をかけながら押してかしめる方法です。ハイスピンカシメとも言います。
パイプ + カシメ の加工事例
パイプをただ平面に潰すのではなく工夫したカシメをすることにより強度が向上
圧入したピンの抜けを防ぐカシメ加工事例
ヒンジ部のピンの抜け防止(ピンの固定)
旋盤加工 + カシメ加工
3部品を組み込み一体化精度出し、切削追加工→圧入→穴あけ→圧入→カシメ
パッチン錠
サンプルを基に図面化をし、溶接、カシメ、組み立てまで対応しました。
ヒートパイプ
18か所の溶接→同時カシメを行い、コスト低減をしています。
カシメ加工用設備
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