製作事例

吸引ノズルの製作

Oリングをピック(拾う)するための専用吸引ノズルを製作します。ノズルはケースに内部のコマを組み込みます。



圧入して組込み、ワンタッチ継手でホースと接続します。



吸引ポンプと繋げてノズルの評価をします。吸引は出来ましたが、ポンプOFF時にすぐに離れてくれませんでした。ポンプOFF時に吸引ホース内の圧を逃がす必要がありそうです。ソレノイドバルブを追加して圧を操作してみようと思います。

ビニール送り台の製作

製品を包装する作業があります。包装はビニールを被せて仕上げるのですが、そのビニールは芯の無い状態で巻いてあります。これが重く、またスペースを取るので吊り下げて置いているのですが、使用時、引っぱり出すのにえらく手間がかかっていました。



引張り出す作業を簡単に出来ないかと考え、ビニールを横に設置して回転させる方法を思いつきました。専用台を作り回転テーブルを乗せて、そこにビニールを置いて回転するようにしました。(糸巻車を横にした感じです)



またビニールを引く方向にガイドを設けて作業机下に設置しました。引張り出すのがスムーズになり、作業効率がグーンと向上しました。

作業部屋の製作3

現場は寒いのです。作業部屋の空いている入口と側面部に防火カーテンを付けて暖が逃げないよう密閉にします。


カーテンレールを付けてカーテンがスムーズに開閉出来るようにします。締めると暖が保てます。
ぱっと見、博多の屋台みたい!、、ですね。

作業部屋の製作2

骨組みの柱にボードを張り付けていきます。天井には電灯も設置しました。



棚を設置し、作業台を入れて実作業のシミュレーションを行ってみます。

作業部屋の製作1

1階フロアに新規の仕事を行う為の作業部屋を作ります。まずは骨組みの柱を組んでいきます。



立体になると部屋になる感じがわかります。


天井部に補強の柱を入れます。

テープ貼り用治具の製作

手で押さえつけて行うテープ貼りの作業があります。その作業がやりにくいのと、手に擦り傷が出来てしまう可能性があるとの事で、作業に関わる方から、こんな道具が無いかと相談を受けました。市販品では使えそうなものが無かったので、製作する事にしました。

これが製作した治具になります。



片手で持って作業出来るようにこの形にしました。
部材はアルミフレーム用ブラケットを加工して樹脂ローラーを取付けました。
これで作業効率の向上とケガの心配が無くなりました。

回転位置決め加工の検証

回転させながら加工を行う製品の検討の為に、アイエイアイ殿のロータリーを使用した回転装置で検証します。



電気配線を接続して、コントローラで動かしました。回転するタイミングを調整出来れば加工は大丈夫だ、との結論になりました。

十字穴加工

プラスドライバー用の穴(十字穴)の加工を必要とする試作品を製作する為に治工具を製作します。加工に使用する機械は、ずっと同じ製品に使用しているので、久々の段替え作業となります。(段替え前)



機械の作業スペースが小さい為、専用の治具を製作して段替え作業を行います。
(段替え後、かなりスッキリしました)

 

検査治具の製作

コの字をした製品のL寸を確認するための治具を製作しました。

早速検査に使用してもらい確認をします。



寸法オーバー品が見つかり、流出対策に効果がありました。

作業台の改善

作業台を使用する作業に長さに合わせて部材をカットする作業があります。部材の長さをメジャーで測定してカットするのですが、かなりの手間がかかっていました。部材を固定する方法と、足りない作業台について、作業を行っている方から提案をしてもらい、作業台を改良しました。

固定にはミニクランプを使用しました。



足りない作業長さに対しては、折りたためる台を設置しました。



通路の邪魔になるので普段は折りたたんでおきます。